2006年12月26日

さよなら、サイレント・ネイビー―地下鉄に乗った同級生



オウム事件の実行犯の同級生の著。
開高健賞受賞作。
某所のレビューを読み、また、装丁の海が綺麗で購入。
基本的には、その同級生(東大卒物理学者)が何故オウムにマインドコントロールされたかにはじまり、実行犯も加害者ではあるがその実被害者でもあるのだということを語っている。

しかし、オウムの事件からひいては第二次世界大戦?大東亜戦争?や、2.26事件あたりにもすこし触れて、マインドコントロールやクンダリーニをある意味科学的?に解き明かしている。且つ、大変論理的である上に、人とは自分が大事な存在であるために嫌な事には目を瞑ってしまうというような情緒的なファクタも無視していない。またそれを科学的に証明もしようとしている。
また、ややこしい難しい話を凡人にもわかるように、若い10代のおねぇちゃん(実在なんだろうね)との会話を使って、解説している。この会話法のおかげで、多少は楽しく読める。

とても、ストイックに人生を生きる子供には読んでおいてもらいたい本かもしれない。また、自分も含めて、宗教に多少なりとも身を染めている人には。


posted by MEW at 21:50| 和歌山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画DVD本TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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